国内旅行でも人気の沖縄。沖縄の地元グルメを味わいながら、同時に歴史も間近に感じることが出来る古民家カフェを紹介します。
1.琉球の歴史を楽しめる家屋

茶処真壁ちなーの家屋は国の登録有形文化財に登録されています。この家屋は約130年前の明治24年(1891年)に建てられたといわれています。
家屋のいたるところに銃弾の傷跡が残されており、第二次世界大戦の激戦を物語っています。鉄の暴風と呼ばれる米軍の激しい空襲や艦砲射撃から耐えたことは正に奇跡といえます。
終戦後は仮役場や診療所として利用され、平成10年(1998年)に「茶処 真壁ちなー」として開店しました。
カフェとして食事を食べに来ただけでも琉球の歴史をまじかに感じることのできる空間となっています。
2.おしゃれな雑貨も
店内に入ると様々な雑貨が売られています。可愛い干支が描かれているお皿やアクセサリー、沖縄といえばのシーサーの置物などお土産にも最適な雑貨があります。
私は沖縄の家の前に「石敢當」と書かれている置物の意味が分からず、このお店に小さな置物としておいてありました。この置物は“魔除け”の意味があるとこの時初めて知りました。
3.沖縄そばを基本に様々なメニューが並ぶ
軟骨ソーキそばや三枚肉そば、野菜そばなど様々な種類の沖縄そばが並びます。そして、小鉢ご飯セットで沖縄の炊き込みご飯ジューシーとつけることもできます。また、ラフテー御膳(角煮)やスーチャー御膳(豚の塩漬け)の定食メニューも。
そのほかの一品料理も充実しており、人参しりしりやもずく酢、ジーマーミ豆腐など沖縄の郷土料理を楽しむことが出来ます。
地元民だけでなく、旅行で来た人にとっても沖縄を存分に感じられるメニューとなっています。
4.優しい味わいでほっこり

今回、ラフテー御膳と軟骨ソーキそばの小鉢ご飯セット(ジューシー)を注文。御膳にも沖縄そばがついてきて、ご飯もジューシーを選ぶことが出来るので迷わずジューシーに。小鉢も数多くありちなーのメニューを一度に楽しむことが出来るラインナップとなっています。
沖縄そばは、出汁の味がダイレクトに感じられ、優しい味わいです。そこにもちもちとした太麺が絡み、食べ応えも抜群。
この定食のメインであるラフテーは味濃くて脂っこいかな?と思いながら一口食べると、お肉は柔らかく、ほど良い塩味とくどくない脂が口の中で溶けていきました。沖縄料理は味の濃い料理のイメージが私の中にあり、優しい味わいのちなーの料理を食べてイメージが覆りました。
私が驚いたのが、デザートでついてきた杏仁豆腐。この杏仁豆腐はアーモンドミルクを使用しており、いつも食べてる杏仁豆腐の舌で食べたので違う食べ物と思うほどでした。
5.アクセス
那覇空港から車で約20分の所に茶処真壁ちなーはあります。お店は民家の密集した集落の中にあり、道幅が狭いので運転は慎重に。。。
駐車場は、広く確保されているため安心です。私が行った日も平日にもかかわらず開店10分前に3台ほど止まっていました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。古民家カフェで沖縄の郷土料理に舌鼓をうちながら、琉球の歴史を感じることが出来る「茶処 真壁ちなー」。ぜひ沖縄に観光に来た際は行ってみてください。
最後までずく出して読んでくれてありがとう!
茶処 真壁ちなー
住所:沖縄県糸満市真壁233
電話番号:098-997-3207
予約可否:予約不可
支払方法:カード○
電子マネー○
QRコード決済○
席数:26席
コメント